Flasherモデル一覧:
IAR EWARM、KEIL MDK、e2Studio等各対応IDEからJ-Linkモードでフラッシュ書き込みを行います。フラッシュ書き込みのために特別の設定がなく、IDEプロジェクトのマイコンデバイス名からそのマイコン内蔵フラッシュ用の書き込みアルゴリズムが自動的に選択されます。
無償提供の「J-Link Commander」ツールからJTAG経由でフラッシュ書き込みを行います。「J-Link Commander」ツールはJ-Linkソフトウェアパッケージに含まれています。 「J-Link Commander」ツールで実行するJ-Linkコマンドをスクリプトファイルとして設定すれば、パソコンのBATファイルから1クリックで実行できますので、技術知識がなくてもフラシュ書き込み操作が可能です。
書き込み可能なイメージファイル式:BIN、SREC、HEX、MOT
無償提供の「J-Flash Lite」ツールからJTAG経由でターゲットマイコンの内蔵フラッシュ書き込みを行います。「J-Flash Lite」ツールはJ-Linkソフトウェアパッケージに含まれています。技術知識がなくても簡単な設定でフラシュ書き込み操作が可能です。「J-Flash Lite」ツールで書き込み可能なマイコンデバイスは内蔵フラッシュのCortex-M及びRXデバイスとなります。
書き込み可能なイメージファイル式:BIN、SREC、HEX、MOT
パソコンなしでFlasher本体からボタン操作でJTAG経由でターゲットマイコンの内蔵・外部フラッシュの書き込みを行います。
ターゲットフラッシュ書き込み設定及びデータを「J-Flash」ツールから設定して予めFlasher本体にダウンロードすることでスタンドアロンモードは簡単に準備出来ます。スタンドアロンモード設定い必要な「J-Flash」ツールはJ-Linkソフトウェアパッケージに含まれています。スタンドアロンモードでのフラッシュ書き込みもサポート(一部のデバイスは未対応)しますので、技術知識がなくても簡単な設定でフラッシュ書き込み操作が可能です。RS232/TELNETコンソールからの遠隔操作が可能です。また、量産設備機械からハードウェアトリガー信号をかけてフラッシュ書き込みを行うことも可能です。
1つの操作で複数イメージを書き込むバッチ(Batch)プログラミング、そして指定空間のみ更新するパッチファイル書き込みもサポートします。
J-Flashツールから複数イメージをFlasher本体に保存可能です。
ターゲットフラッシュに書き込むイメージの選択方法:
Flasher ARM/Flasher PRO/Flasher Secureの場合 → RS232/TELNETコンソールから
Flasher Portable PLUSの場合 → 本体から
書き込み可能なイメージファイル式:BIN、SREC、HEX、MOT
「J-Flash」ツールからJTAG経由でターゲットマイコンの内蔵・外部フラッシュの書き込みを行います。
「J-Flash」ツールはJ-Linkソフトウェアパッケージに含まれています。「J-Flash」ツールから簡単な手順でJ-Flashプロジェクトの作成・編集は可能です。また、外部QSPI・NORフラッシュインターフェースの追加、書き込むフラッシュセクタの選択、ターゲット依存分のハードウェア初期化設定の機能もサポートします。「J-Flash」ツールはパソコンのコマンドラインで実行可能ですので、BATスクリプトでカスタム書き込みシーケンスでの自動実行又はユーザアプリケーションから「J-Flash」ツールは実行出来ます。コマンドライン実行で同時に複数ターゲットフラッシュへの書き込み操作も可能です。
書き込み可能なイメージファイル式:BIN、SREC、HEX、MOT
「J-Flash SPI」ツールJTAG経由ではなく直接SPIライターとしてSPI/QSPIシリアルフラッシュへの書き込みが可能です。「J-Flash SPI」ツールは同じJ-Flash」ライセンスでご使用いただけます。JTAGコネクタではなく直接SPIフラッシュに接続しますので、ボード上にSPIフラッシュの「DI、CLK、CS、DO」信号のコネクタ(又はテストプローブ)が必要です。Flasher本体のPIN19からSPIフラッシュに電力共有「5V」出来ますので、オフボードでもSPIフラッシュへの書き込みが可能です。
書き込み可能なイメージファイル式:BIN、SREC、HEX、MOT
Universal Flash Loaderツールを使用して標準JTAGインターフェースをサポートしないRL78、RH850、STM8、PIC、AVR、8051、MSP430などマイコンデバイスへの書き込みは可能です。(Q)SPI、FRAM、EEPROMメモリへの書き込みもサポートしています。「Universal Flash Loader Configurator」ツールからFlasherにデータをダウンロードしてスタンドアロンモードで書き込みを行います。
※Universal Flash Loaderツールは複数イメージはサポートしていません。