ARM・Cortex・RX・RL78用
フラッシュ書込みツール・プログラマ

flasher

Flasher Portable PLUS

メンテナンス・量産用フラッシュ書込ツール・フラッシュプログラマ

Flasher Portable PLUS はリチウムイオンバッテリーを内蔵することによって、フィールドでのサービスツールとしても利用できるフラッシュ書込ツールです。本体に搭載されている液晶画面で、ターゲットにロードする実行ファイルを選択、ロード状況を確認できます。

継続的な保守費用などのランニングコスト、デバイス定義ファイル追加費用不要

Flasherは、継続的な追加費用は不要で最新のデバイス対応を実現します。ファームウェアアップデートなど最新機能も無償ダウンロード提供します。

ご購入前にご確認ください:

J-Link/Flasherカスタムデバイス対応受託サービス

お客様ハードウェアのマイコン環境で内蔵フラッシュ・外付けのNOR/SPI フラッシュメモリへのJ-Link/Flasher対応は可能です。カスタムハードウェア環境でのデバイス対応はお気軽にご相談ください。

お問い合わせ

本体の仕様:

Host OSサポート

Host OSサポート:

  • Microsoft Windows (x86 / x64 / Arm64)
  • Linux (x86 / x64 / Arm)
  • macOS (x64 / Apple Silicon)
RoHS

RoHS:

RoHS対応(鉛フリー)
動作周囲温度

動作周囲温度:

+5℃ … +60℃
+5℃ … +45℃(充電の時:Flasher Portable PLUS)
保存温度

保存温度:

-20℃ … +45℃
相対湿度(結露なし)

相対湿度(結露なし):

< 90% rH
外形寸法(W x D x H)

外形寸法(W x D x H):

Flasher Portable PLUS:126mm x 70mm x 28mm(ケーブルを除く)
Flasher Portable:130mm x 65mm x 25mm
重量(ケーブルを除く)

重量(ケーブルを除く):

Flasher Portable PLUS:140g
Flasher Portable:120g(電池を除く)
USBインターフェース

USBインターフェース:

USB 2.0、Full-Speedモード
デバッグインタフェース

デバッグインタフェース:

JTAG/SWD 20-pin (変換ケーブルサポートあり)
消費電流

消費電流:

電池又はUSB ポートより供給
内蔵電池

内蔵電池:

Flasher Portable PLUS:Sony US14500VR リチウム電池(充電式)
ターゲット入力電圧範囲(VIF

ターゲット入力電圧範囲(VIF):

1.2V … 5V
ターゲット電圧範囲

ターゲット電圧範囲:

~ 4.5V(内蔵電池の電圧状態に依存します)
ターゲットに供給される電力

ターゲットに供給される電力:

最大 400mA まで
リセットタイプ

リセットタイプ:

Open drain(PULL-DOWN 又はTRI-STATE 可能)
リセットロー・レベル出力電圧(VOL

リセットロー・レベル出力電圧(VOL):

VOL<= 10% of VIF
ターゲットとのデータ通信速度

ターゲットとのデータ通信速度:

最大 50MHz まで
データ入力立ち上がり時間(Trdi

データ入力立ち上がり時間(Trdi):

Trdi<= 20ns
データ入力立ち下がり時間(Tfdi

データ入力立ち下がり時間(Tfdi):

Tfdi<= 20ns
データ出力立ち上がり時間(Trdo

データ出力立ち上がり時間(Trdo):

Trdo<= 10ns
データ出力立ち下がり時間(Tfdo

データ出力立ち下がり時間(Tfdo):

Tfdo<= 10ns
クロック立ち上がり時間(Trc

クロック立ち上がり時間(Trc):

Trc<= 10ns
クロック立ち下がり時間(Tfc

クロック立ち下がり時間(Tfc):

Tfc<= 10ns

内蔵リチウム電池について:

  • USB経由で充電(最大5V/1A)
    充電時間は使用するUSBハブ・ウォールアダプタによって異なります。最大1Aの充電電流に到達した場合、充電切れしたFlasher Portable PLUS V2は70分以内で完全に充電されます。
  • リチウムイオン電池の警告
    Flasher Portable PLUSには取り外し不可能なリチウムイオン電池が含まれています。 バッテリーはリサイクル又は適切に処分する必要があります。バッテリーのリサイクル又は処分に関する情報については、各地域のごみ管理事務所にお問い合わせください。
  • 安全及び取扱い注意事項
    火気又は5℃〜60℃(通常動作時)及び5℃〜45℃(バッテリー充電時)除く動作温度にはさらさないでください。充電には5V DCのUSBウォールアダプタ又はUSBハブのみを使用してください。

Flasher Portable PLUSの特長:

  • 現在、様々なメーカーの5200種類以上のマイコンデバイスに対応。最新デバイスに対応したドライバソフトウェアはいつでも無償で提供
  • CPU対応:ARM、Cortex-A/R/M、Renesas RX、Renesas RL78、STM8、PIC16、AVR Mega
  • ラーニングコスト(年間ソフトウェアアップグレード・更新費用):0円
  • フラッシュ書込専用ツール(J-Flash / J-Flash SPI)無償提供
    マイコン内蔵、マイコン経由だけでなく、SPI バスに接続して直接SPI フラッシュメモリに書き込み可能な「J-Flash SPI」も併せて提供
    マイコン限定のライセンスではなく、1つのツールですべてのデバイスに対応
    ※マイコン経由でのSPI書き込み対応は、Arm Cortexなどのマイコンを対象としておりまして、RXマイコンでは、マイコン経由でのSPI書き込みは未対応となっております。
    J-Flash
    J-Flash SPI
  • Renesas RL78マイコンにも対応
    「Flasher Portable PLUS」は、ARMコアのRZ/Synergy/R-INマイコン、RXマイコンに加えてRL78ファミリーマイコンもフラッシュ書き込み可能です。RL78デバイスファミリーマイコンのシリアルプログラミングインターフェースに対応した「Universal Flash Loader Configurator」ツールはいつでも無償で

    ダウンロード

    可能です。

    対応RL78デバイス:RL78/G11、RL78/G12、RL78/G13、RL78/G14、RL78/I1A、RL78/F12、RL78/F13、RL78/D1A、RL78/G1A、RL78/G1E、RL78/G1C、RL78/I1B、RL78/F14、RL78/L12、RL78/L13、RL78/G10、RL78/L1C、RL78/F15、RL78/I1D、RL78/G1F、RL78/I1E、RL78/G1G、RL78/G1H、RL78/L1A、RL78/G1D(1000デバイス以上)

  • 実行ファイル形式:ELF、HEX、MOT、SREC、BIN
  • 内蔵128MBディスクで複数イメージファイルを保存、USB-MSDディスクとしてパソコンに接続可能
  • 生産ラインでのスタンドアローン操作モード(パソコン側のプログラム起動は不要)をサポート。※一部のデバイスはスタンドアロンモードに対応していませんので、事前にデバイス対応をご確認ください。
  • 充電式内蔵バッテリーでフィールドでのサービスツールとしても利用可能
  • 1回のバッテリー充電でフラッシュ書込み時間は10時間まで
  • Flasher本体のディスクに最大16個までのイメージは保存可能
  • 本体上の液晶パネルでイメージ選択、書き込みステータス、結果表示は分かりやすい
  • バッチ(Batch)プログラミングをサポート(1つの操作で複数イメージを書き込む)
  • パッチファイルサポート(指定空間のみ更新)
  • ターゲット装置にシリアル番号(ID)の設定が可能
  • セキュア書込機能で大切なイメージデータを保護
  • 書込回数の制限設定可能(社外の生産ラインにおける不正操作を防止
  • 独自の自動認識機能でQSPIフラッシュ及びCFI式NORフラッシュのパラメータ・型番設定は不要(プロジェクト立ち上げは楽)
  • フラッシュ書込み速度:30~300KBytes/Sec
  • JTAG 19 番ピンよりターゲットへ4.5V 電源供給可能
  • ターゲットインターフェース:JTAG、SWD、SWIM、FINE、SPD
  • コマンドライン操作可能ですので、別のパソコンアプリケーションから実行可能
  • 複数のFlasher本体をパソコンに接続し、並列に複数のターゲットをプログラミング可能