デバイス依存のコンフィグレーション設定:
選択されているデバイス関連のコンフィグレーション設定項目はプロジェクト設定ダイアログ画面の右側に配置されています。選択されているデバイスファミリーによりまして設定項目及びレイアウトが異なります。
以下、いくつかのデバイス関連のコンフィグレーション設定内容を解説します。
RL78関連のコンフィグレーション設定:
- VerboseOutput:表示するログメッセージのレベル設定
- BaudRate:RL78 UARTポートの通信レートクロック
STM8関連のコンフィグレーション設定:
- HighSpeed:HIGHクロック又はLOWクロックを選択します。
- StartApplication:フラッシュ書込み後にリセットをかけてアプリケーションを起動します。
- VerboseOutput:表示するログメッセージのレベル設定
- continue on verification error:有効に設定する場合は、データ比較(ベリファイ)にエラーが発生してもVerify処理を中断しません。
I2C EEPROM / FRAM関連のコンフィグレーション設定:
- I2C Speed:I2Cポートの通信レートクロック
- I2C Address settings:I2Cポートのアドレス設定
- VerboseOutput:表示するログメッセージのレベル設定
- continue on verification error:有効に設定する場合は、データ比較(ベリファイ)にエラーが発生してもVerify処理を中断しません。
SPI NOR Flash関連のコンフィグレーション設定:
- SPI Speed:SPIポートの通信レートクロック
- VerboseOutput:表示するログメッセージのレベル設定
- continue on verification error:有効に設定する場合は、データ比較(ベリファイ)にエラーが発生してもVerify処理を中断しません。
- ChipEraseMode:ERASEモードを設定します。
ESP32-S2関連のコンフィグレーション設定:
MSP430FR関連のコンフィグレーション設定:
- BaudRate:UARTポートの通信レートクロック
- EXTRA_POWER_ON_DELAY:Flasher(PIN19)から基板への電源供給(+5V)の場合は、電源出力(PIN19)からターゲット接続+書込みコマンド開始までの時間を設定します。
- StartApplication:フラッシュ書込み後にリセットをかけてアプリケーションを起動します。
- VerboseOutput:表示するログメッセージのレベル設定
- Verify all:有効に設定する場合は、データ比較(ベリファイ)にエラーが発生してもVerify処理を中断しません。
AURIX-2 (JTAG)関連のコンフィグレーション設定:
- JTAGSpeed:JTAGクロック設定
- DeviceId、DeviceIdMask:デバイスIDのビットマスク設定
- Use RAM flasher:RAMからフラッシュローダを実行します(高速フラッシュ書込み)
- VerboseOutput:表示するログメッセージのレベル設定