対応ライセンス・モデル
ポータブル・ユーザライセンス
Buyoutライセンス
非営利利用・評価無償利用可能
評価ボード環境での評価利用、教育機関などでは、無償利用可能です。
機能制限なくフル機能を利用できます。
アプリケーションから取得したデータを元に生成された時間、発生したタスク、割込、発生したイベント、イベントの詳細情報を表示します。
通常のイベントの長さは4~8バイトで、200 MHzで記録されるまでに約1 usかかります。毎秒10,000イベントの場合、SystemViewによって追加されるオーバーヘッドはCPU時間の1%未満であり、データ量は帯域幅制限内に簡単に収まります。
イベントのタイムスタンプは、1 CPU サイクルの精度(例:200MHz CPU では5ns に相当) にすることができます。
タイムラインには、割込とイベントの動作状況及びスケジューラの動作状況とアイドル時間を表示します。時間軸を拡大縮小し、全体を俯瞰したり、細部の動きを確認できます。
これにより、いつ、どのくらいの時間、なぜタスクが実行されたのか、割り込みで何が起こったのかを簡単に分析できます。
以下のようなシステム上の問題点を把握します。
タスクと割込に関する実行状況、頻度、実行時間、CPUの負荷情報が表示されます。
この情報を利用する事により、設計者の意図通りにCPUの負荷、アプリケーションが均等に稼働しているかなどを正確に把握する事ができます。
一定時間のコンテキスト別のCPU利用時間が表示されます。
これにより、アプリケーションがCPUをどの程度の時間アクティブ利用しているか、アイドル時間をどれだけ作れているかという分析が可能になり、非効率的なアプリケーションの動きをしている箇所(不必要に割込頻度の高い部分)や単純な計算にかかる時間を測定することができます。
システム内の特定のポイントをマーキングする機能を提供します。ポイントA からポイントB まで、またはポイントA からポイントB からポイントC までの期間を簡単に測定するために、マーカー開始、マーク、およびマーカー停止イベントを生成できます。SystemViewアプリケーションは、対応するマーカーを自動的にリンクし、実行時間や測定の実行回数などの詳細情報を追加します。
SystemViewには、メッセージのログ記録も含まれています。
簡単な文字列は、ログ、警告、またはエラーメッセージとして記録できます。
ロギング関数を利用することにより、printf() に似た文字列のフォーマットをサポートします。この場合、文字列の書式設定を行う必要性と追加のメモリが必要になります。ターゲットシステムは単にフォーマット文字列とパラメータをイベントに記録するだけで、SystemViewは文字列のフォーマットを処理し、ターミナルウィンドウに出力します。
組込システムの状態情報を確認することができます。
データ取得者設定をし、どの時点でのシステムを記録したデータなのかを後から確認する事なども可能です。
評価ボードを利用した評価利用には、評価ボード付属の「J-Link LITE」や「J-Link on-board」と無償フル機能評価版で利用いただけます。
お客様開発ボードを利用した製品開発、評価ボードを開発ボードとして商用開発する場合、 製品版のJ-Linkシリーズと商用開発ライセンスが必要になります。