VirtualMSD Class
USB Device VirtualMSD Class
製品型番:MB-EMUSBD-CL-VMSD
VirtualMSDコンポーネントを使用すると、USBデバイスとの間でファイルを簡単に転送できます。
USBデバイスがホストに接続されると、専用のストレージメモリを必要とせずに、 ファイルの読み取りまたはアプリケーションへの書き込みが可能になります。
emUSB-Device VirtualMSDクラスの特徴:
ホスト側で追加のソフトウェアやドライバーを必要とせずに、さまざまなタイプのアプリケーションや目的に使用できます。VirtualMSDソフトウェアは、ホストによって実行される操作を分析し、これを組み込みターゲットのアプリケーション層に渡します。このプロセスを初期化するために必要なのは、単純なドラッグアンドドロップだけです。これは、独自のアクティブファイルテクノロジによってサポートされています。
ファイルアクセスについて:
デバイスに保存されているファイルとディレクトリには、Windowsエクスプローラーを使用して通常の方法でアクセスできます。
VirtualMSDをファームウェアアップデーターとして使用する:
ファームウェアイメージをVirtualMSDストレージデバイスにドラッグアンドドロップするだけで、ターゲットデバイスのファームウェアを更新できます。MSDはどのオペレーティングシステムでもサポートされているため、サードパーティのドライバーやツールをインストールしなくても機能します。
適用事例:
スマートウォッチ、J-Link OB(オンボードJ-Link)
必要なコンポーネント |
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- emUSB-Device BASE
- emUSB-Device MSD
- emUSB-Device VirtualMSD
- emUSB-Device Target Driver
- RTOS(embOSの場合は移植作業は不要)
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評価サンプル
emPower VirtualMSD Device デモサンプル
- PC側にEmbedded Studioプロジェクトを起動しデフォルトのデモアプリケーションをビルドしてemPowerボードにダウンロードします。
- emPowerボードのHS-USBコネクタをPCに接続します。
- 任意のファイルをVirtualMSDボリュームにコピーします。デバイスは自動的に再接続します。
- コピーされたファイルのCRC32を含むボリュームに CRC.txt という名前のファイルが表示されます。
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