emNet では、主な要件をカバーするシンプルなDNS サーバ、Apple マルチキャスト(mDNS)とMicrosoft LLMNR の両方をサポートすることができます。アドオンでは、サービス検出(DNS-SD)もサポートします。
RFC | 概要 | |
---|---|---|
Multicast DNS(mDNS) | RFC6762 | mDNS は、Apple のデバイスで利用されるPort 5353 を利用したマルチキャストDNS システム |
LLMNR | RFC4795 | LLMNR は、Windows PC で利用されるPort 5355 を利用したマルチキャストDNS システム |
DNS-SD | RFC6763 | ドメイン名を検索するためのDNS クエリ定義 |
DNS SRV | RFC2782 | インターネット標準のトラックプロトコル定義 |
Domain Names | RFC1035 | 標準的なドメイン名定義 |
アプリケーションは、NetBIOS を使用して、NetBIOS 名をローカルエリアネットワークのIP アドレスに解決できます。
RFC | 概要 |
---|---|
RFC1001 | NetBIOSのコンセプトと概要 |
RFC1002 | NetBIOS詳細機能 |
RFC | 概要 | |
---|---|---|
NTPv4 | RFC5905 | NTP version4 アルゴリズム |
RFC | 概要 |
---|---|
RFC1334 | PPP 認証プロトコル |
RFC1661 | PPP |
RFC1994 | PPP CHAP |
RFC2516 | PPPoE |
PTP OC clientを利用することにより、ターゲットベンチマークで100ns精度を実現します。
emNet PTPはソフトウェア実装で実現可能です。ハードウェア対応をご要望の場合は、別途ご相談ください。
IEEE | 概要 | |
---|---|---|
PTP OC Client | 1588-2008 | IEEE1588-2008 高精度時間同期コントロールシステム |
2036 年問題への対応
NTP タイムスタンプは、1900 年1 月1 日を基準にしているため、2036 年のある時点で0 にオーバーラップします。この問題に対する解決策の一つとして、ファームウェアの更新された日付を記録することで、その記録された値を基準とすることで、NTP タイムスタンプは更に136 年延長できます。
RFC | 概要 |
---|---|
RFC4330 | SNTP version4 for IPv4, IPv6 |
RFC1305 | SNTP version3 |
UPnP は、ユーザの操作を必要とすることなくネットワーク全体にサービス提供するように設計されています。
IP, TCP, UDP, Multicast, HTTP, XML など標準的なプロトコルを利用して通信し、デバイスが提供するサービス配信するように設計されています。
最新のOS では、UPnP をデフォルトでサポートし、ネットワーク全体で利用可能なUPnP デバイスを表示、選択するだけでデバイスに簡単にアクセスできます。
CDUP, CWD, DELE, LIST, MKD, NLST, NOOP, PASS, PASV, PORT, PWD, RETR, RMD, SIZE, STOR, SYST, TYPE, USER, XCUP, XMKD, XPWD, XRMD
CDUP, CWD, LIST, MKD, PASS, PWD, RETR, RMD, STOR, TYPE, USER
FTP(クライアント・サーバとも)機能実装には、ファイルシステムが必要になります。
クライアントのシングルタスク動作では、ベアメタル(non-RTOS)環境で利用可能ですが、複数同時接続環境を実現するには、RTOS 環境が必須となります。
Broker Service | Plain MQTT | MQTT over TLS | MQTT over TLS(クライアント認証) | Notes |
---|---|---|---|---|
mosquitto | Open-source MQTT broker for Linux, Windows, macOS. Tested with public brokeratiot.eclipse.org | |||
HiveMQ | Public Broker | Public Broker | Enterprise MQTT broker for Linux servers. Tested with public brokerathivemq.com | |
AWS | AWS supports MQTT to connect to the AWS IoT Message Broker. |
RFC | 概要 |
---|---|
RFC7252 | The Constrained Application Protocol (CoAP) |
RFC6690 | Constrained RESTful Environments (CoRE) Link Format |
RFC7641 | Observing Resources in CoAP |
RFC7959 | Block-Wise Transfers in CoAP |
「emNetSMTP client」はSMTPリレークライアントと組み合わせて利用する事も可能です。例として、SMTPリレークライアントアプリケーション「Mercury Mail Transport System」との組合せ 構成の解説資料がダウンロードできます。
emSSLなどのSSLと組み合わせて利用する事により、TLSを利用した安全な接続を実現できます。
RFC | 概要 |
---|---|
RFC821 | Simple Mail Transfer Protocol (Aug 1982) |
RFC974 | Mail routing and the domain system |
RFC5321 | Simple Mail Transfer Protocol (Oct 2008) |
RFC | 概要 |
---|---|
RFC2578 | SMIv2 (Structure of Management Information |
RFC3416 | SNMP v2 |
RFC4181 | MIB ドキュメント策定とレビュアガイドライン |
御社製品にSNMP を実装するために、IANA からプライベートエンタープライズ番号(PEN)を取得する必要があります。 製品に同梱されているサンプルに含まれるPEN は、SEGGER 社で取得したものとなります。
IoT 機器通信向けにHTTP 接続を非同期双方向データ通信にアップグレードできるプロトコルです。通常のHTTP1.1標準プロトコルと互換性があり、ウェブサーバサービスは通常のWEBサーバとWebSocketプロトコルを共存しながら、機能する事が可能です。
RFC | 概要 |
---|---|
RFC6455 | Web Socket Protocol |
IoT 機器通信向けにHTTP 接続を非同期双方向データ通信にアップグレードできるプロトコルです。通常のHTTP1.1標準プロトコルと互換性があり、ウェブサーバサービスは通常のWEBサーバとWebSocketプロトコルを共存しながら、機能する事が可能です。
組込機器からホストPC へウェブブラウザを利用することでホストPC のOS に依存しないグラフィカルインターフェースを提供します。AJAX, SEE など標準的なプロトコルをサポートします。
CGIs | CGI は、テンプレートページと組み合わせて利用する技術です。静的コンテンツと動的コンテンツの組み合わせで表示します。 |
---|---|
Virtual Files | 「Virtual FIles」を利用する事で、要求時にページを作成し配信します。利用例としては、アプリケーションの現在の状態を表示するためのXML など |
AJAX | JavaScript とXML、ブラウザのDOM サポートの組み合わせで、ページをリロードすることなく動的に表示を変更できます。 |
SSE | AJAX と異なり、ブラウザがデータポーリングを継続することなく、データ送信を可能にしたHTML5 準拠の技術でデータ量を大きく減らすことができます。 |
IoT ToolKit」は JSON パーサーとともに HTTP クライアントを提供し、Web ページを取得するような簡単なタスクから、REST ベース API と通信するなど、より複雑なタスク実装を実現できます。トランスポート層の依存性はない設計のため、既に TCP/IP スタックを導入済のアプリケーションであれば、「IoT Toolkit」はTCP/IP スタックを変更することなく、そのまま実装可能です。(HTTP クライアントは、お使いの TCP/IP スタックが BSD ソケットインターフェースに対応していない場合は移植が必要です)
使いやすいライブラリで、通常の WEB ページのリクエストやREST API などのクラウドサービスへのリクエストを実行し、データを処理します。HTTP クライアントは Dropbox、Xively などの一般的な IoT REST API で利用されるインターネット標準仕様[RFC 2616] を実装しています。Windows 標準の Winsock APIを使用したサンプルのソースコードと Win32 バイナリが含まれています。(ダイジェスト認証モジュールは別途オプション)
REST API のような最新の IoT リソース用の JSON(JavaScript Object Notation)データ処理を簡単かつメモリ効率の良いParser ライブラリ。フォーマットの詳細を知らなくても受け取った JSON データを解析できるようにするシンプルな API を提供します。
RFC 7616 準拠ダイジェスト認証アルゴリズム(MD5、SHA-256、SHA-512 / 256)を提供
Dropbox Client を組込機器に実装することにより、Dropbox API を利用して、組込機器とデータ共有が可能になります。Dropbox でファイルをクラウドホスティングすることにより、複数のデバイスに対して、ファイルを同期・アクセスすることができます。こういった機能を利用して、ホスト側からファームウェアや制御命令ファイルの更新を行うことが可能です。また組込機器(クライアント)からログ情報の出力を定期的にクラウドへ保存することにより、機器の状態を監視することが可能です。