多彩なソフトウェア製品ラインナップを持つことにより、IoT機器開発要求にお応えすることができます。各ソフトウェアモジュールを組み合わせて、より高度な機能を提供します。例えば、TCP/IPとUSBの組み合わせによる「IP-over-USB」、ファイルシステムと暗号化を組み合わせた「セキュアなファイル管理」。TCP/IP、暗号化、圧縮解凍、ブートローダの組み合わせによる「特定のデバイスに依存しないコンパクトで安全なファームウェア更新システム」の提供など。IoTソフトウェアで必要なソリューションを提供します。
SEGGER社ソフトウェアモジュールは、組込システムに合わせて独自開発しており、オープンソースなどは一切使用しておりません。そのため、オープンソースよりコンパクトな実装を実現しています。TCP/IPなどは一般的なオープンソースコードに比べて高速なデータ転送パフォーマンスを持っているので、より高いシステム要求に対応することができます。また暗号製品についても独自コードにより、オープンソースのセキュリティホールを突かれない安全性の高いシステム構築が可能となっています。
ソフトウェアソリューション資料(PDF):各製品の紹介ページにパフォーマンス・実装サイズなどを記載しています。
お客様の要求に合わせて選択頂けるライセンス体系を用意しています。現在国内のお客様の多くにご採用頂いておりますユーザライセンスは利用される開発者様の人数に合わせて、開発プロジェクトを無制限に利用頂けるライセンスとなっています。またユーザライセンスは、CPUコアに対してライセンス提供するものとなりますので、Cortex-Mコアへライセンスした場合、Cortex-M0/3/4/7/23/33などのCPUコアを搭載したデバイスで利用頂くことができます。そのため導入後も開発する製品に合わせたデバイス選択を柔軟に行うことが可能となります。
USBやTCP/IPなどハードウェアコントローラに依存性がある製品については、ハードウェア依存部のみを追加して頂く事で、ハードウェア変更にも対応できます。
また量産に対してのロイヤリティは必要としませんので、継続的な追加費用発生の義務はありません。
SEGGERライセンスによるプラットフォーム課題解決(PDF)
組込用開発ツールとして、世界初。「SEGGER Embedded Studio for ARM/RISC-V」がApple M1にネイティブ対応しました。これにより、Apple M1搭載Mac OSで高速な実行速度、パフォーマンスを実現しました。
従来よりもコンパクトな筐体で量産用書込を実現します。今後リリース予定の「Flasher Control Server」により複数の同時書込などがサポートされる予定です。