SEGGERソフトウェア
ライセンスモデルの詳細・選び方

柔軟なライセンス体系をニーズに合わせて選択可能

ロイヤリティー費用、量産ライセンス費用及び数量制限は有りません

ライセンスモデルの比較

ライセンスモデル提供コード対象製品開発者人数CPU/コンパイラ
Userユーザライセンス

ソース

オブジェクト

無制限1 名1 CPUアーキテクチャ
1 コンパイラ
SingleProductプロダクトライセンス

ソース

オブジェクト

一つの製品無制限1 CPU
1 コンパイラ
ProductFamilyプロダクトファミリーライセンス

ソース

製品シリーズ無制限1 CPU
1 コンパイラ
CpuCPUライセンス

ソース

オブジェクト

無制限無制限1 CPUアーキテクチャ
1 コンパイラ
BuyoutBuyoutライセンス

ソース

無制限無制限指定範囲のCPUアーキテクチャ

※1: オブジェクトライセンスはembOSのみの提供となります。

ユーザライセンス
Single Developer Single Platform License:

ユーザライセンスの場合は、一人の開発者で複数製品の開発が可能です。
CPUアーキテクチャ及び開発環境(コンパイラ)をライセンス契約書にご指定いただく必要がございます。

こんなニーズに応えます:

一人の開発者様が複数プロジェクトに関わる開発品種によって利用するマイコンが変わる小規模開発プロジェクトの場合

利用制限:

  • ターゲットCPUアーキテクチャは1つのみ(事前指定)
  • 開発環境(コンパイラ)は1つのみ(事前指定)
  • 開発者様が一人のみ
  • ソフトウェア製品のオブジェクト又はソース式の再配布は出来ません

※ 他の開発者が加わった場合は、追加のユーザライセンス購入が必要です。
※ 別のCPUアーキテクチャ又は開発環境でSEGGERソフトウェアを使用する場合は、新規ユーザライセンス購入が必要です。


プロダクトライセンス
Single Product License:

シングルプロダクトライセンスの場合は、複数の開発者で一つの製品の開発が可能です。
CPU、開発環境(コンパイラ)及び販売予定の製品名(ブランド名)をライセンス契約書にご指定いただく必要がございます。

こんなニーズに応えます:

品種展開が少ない場合

開発者様が多い大規模プロジェクトの場合

利用制限:

  • ターゲットCPUは1つのみ(事前指定)
  • 開発環境(コンパイラ)は1つのみ(事前指定)
  • 開発現場は日本国内のみ
  • ソフトウェア製品のオブジェクト又はソース式の再配布は出来ません

以下の場合は、追加のプロダクトライセンス購入が必要です:

  • 同じ製品名でハードウェアが別のCPU又は開発環境に変更される場合
  • 同じハードウェアで製品をバージョンアップして別の製品名で販売される場合
  • 同じプロジェクトの製品を複数のブランド名で販売される場合

事例:

「J-Link BASE」、 「J-Link EDU」は同じCPU及び開発環境で開発されますが、販売製品名が異なりますので、別々の「プロダクトライセンス」が必要です。


プロダクトファミリーライセンス
Product Family License:

プロダクトファミリーライセンス(PF-SCL)の場合は、複数の開発者で同じ仕様の複数製品(シリーズ製品)の開発が可能です。CPU、開発環境(コンパイラ)及び販売予定の製品名(ブランド名)をライセンス契約書にご指定いただく必要がございます。
同じプロジェクトの製品を複数のブランド名で販売される場合は、プロダクトファミリーライセンスが必要です。

こんなニーズに応えます:

シリーズ展開される製品開発の場合

開発者様が多い大規模プロジェクトの場合

利用制限:

  • ターゲットCPUは1つのみ(事前指定)
  • 開発環境(コンパイラ)は1つのみ(事前指定)
  • 開発現場は日本国内のみ
  • ソフトウェア製品のオブジェクト又はソース式の再配布は出来ません

以下の場合は、追加のプロダクトファミリーライセンス購入が必要です:

  • 製品の仕様を大きく変更された場合
  • 同じシリーズの製品が別のCPU又は開発環境で開発される場合

事例:

J-Linkデバッガシリーズは以下のモデル名で販売されております。
① J-Link BASE ② J-Link PLUS
モデル①~②は内部ハードウェア、仕様、プログラムは一緒ですが、使用条件が異なっております。この場合、上記のモデル①~②は別々の製品ですが、ハードウェア、仕様及び使用方法は同じですので、一つの「プロダクトファミリー」となります。Flasher ARM、Flasher Portableは別の 「プロダクトファミリー」となります。


CPUライセンス:

CPUライセンスは指定CPUアーキテクチャ及び開発環境で、複数の開発者で異なるブランド名の複数製品の開発が可能です。
CPUアーキテクチャ及び開発環境をライセンス契約書にご指定頂く必要がございます。

こんなニーズに応えます:

同一CPU(1つのCPUアーキテクチャ)で複数の開発プロジェクトを展開される場合

利用制限:

  • ターゲットCPUアーキテクチャは1つのみ(事前指定)
  • 開発環境(コンパイラ)は1つのみ(事前指定)
  • 開発現場は日本国内のみ
  • ソフトウェア製品のオブジェクト又はソース式の再配布は出来ません

以下の場合は、追加のCPUライセンス購入が必要です:

  • 別のCPUアーキテクチャ又は開発環境で開発される場合

Buyoutライセンス:

バイアウトライセンスは開発製品、開発者ユーザ数など無制限に利用可能となるライセンス方式です。CPUや開発環境の指定も必要ありません。

こんなニーズに応えます:

標準的なソフトウェアコンポーネントとして活用される場合

ソフトウェア資産を開発プロジェクト横断で有効活用される場合

利用制限:

  • ソフトウェア製品のオブジェクト又はソース式の再配布は出来ません