HowTo:使用方法・手順説明

更新日:2024-12-03

RZ/G3S-EVKIT(Cortex-A55, 2x Cortex-M33)

SEGGER J-Link / FlasherモデルはRenesas RZ/G3Sシリーズマイコン(Cortex-M33)をサポートします。


RZ/G3S Evalboard

Evaluation Board Kit for RZ/G3S
MCU:RZ/G3S(R9A08G045S33)
CPU:Cortex-A55 @1.1GHz, Dual Cortex-M33 @250MHz

J-Link / Flasherから書き込み可能フラッシュ領域:

  • QSPI Serial NOR Flash(Secure space:0x80000000~ / 最大256MByte)
  • QSPI Serial NOR Flash(Non-Secure space:0x90000000~ / 最大256MByte)

RZ/G3S-EVKIT評価ボードの詳細はこちら

RZ/G3Sシリーズデバイスの詳細はこちら

J-Link/Flasher対応のRZ/G3Sデバイス一覧の最新版情報は以下URLのページからご確認ください。
https://www.segger.com/supported-devices/search/RZ/G3S

RZ/G3Sサポート

NOTE:J-Link / FlasherはRZ/G3SデバイスのCortex-M33コア(デュアルCPU)に接続可能ですが、Cortex-A55コアへの接続をサポートしていません。

Wiki・技術情報: https://wiki.segger.com/Renesas_RZ/G3S

ソフトウエアツール設定:

J-Link/Flasherツールの操作に必要なドライバ及びソフトウエアツールセットは無償で提供しております。最新版のソフトウエアは以下のURLからダウンロード可能です。

J-Linkモデルは「J-Link Software Package」をインストールしてください。
ダウンロードページ:https://www.segger.com/downloads/jlink

Flasherモデルは「Flasher Software Package」をインストールしてください。
ダウンロードページ:https://www.segger.com/downloads/flasher/

ボードハードウエア設定:

電源入力:

USB-Cコネクタから評価ボードに電源供給可能です。ボード上のVBUS SELを調整して入力可能電圧の設定可能です。

  • VBUS SEL = 1 → 5V
  • VBUS SEL = 2 → 9V
  • VBUS SEL = 3 → 15V
  • VBUS SEL = 4 → 20V

USB-Cコネクタから電源を入れて、ボード上のPOWERボタンを長押ししますとRZ/G3S SMARKモジュールボードにも電源が入ります。

デバッグポートコネクタ:

RZ/G3S SMARKモジュールボード付属のflexi SMARC JTAGアダプタケーブル及び「J-Link 9-pin Cortex-M Adapter」変換アダプタを使用してJTAGポートにJ-Link / Flasherを接続します。

JLink 接続

詳しい設定方法はRZ/G3S-EVKIT評価ボードのユーザマニュアルをご参照ください。


TOPICS

  1. コマンドラインからQSPIフラッシュに書込み

    J-Linkを利用してコマンドライン操作でRZ/G3SマイコンのIOアクセス及び外付けQSPIフラッシュへの書き込み方法を説明します。

  2. デバッグポート経由でスタンドアロンモード書き込み

    J-Flashツールからデバッグポート経由でRZ/G3SマイコンのSPIフラッシュへの書き込み方法を説明します。Flasherモデルの場合はパソコン接続不要でスタンドアロンモード書込みも可能です。

前のTOPIC

RSK+RZT2M(Cortex-R52、RZ/T2M)