更新日:2023-06-05
ターゲットフラッシュに書き込む複数イメージデータ(例:ブートローダ、アプリケーション、FPGA初期設定など)ファイルを一つのデータファイルにマージして1回の書き込みで済ませることも可能です。
事例として以下の3つのイメージデータを1つのファイルにマージする手順で説明します。
J-Flashツールを起動
J-Flashツールを起動して、「File→Open data file..」コマンドでブートローダーデータファイル(Bootloader.bin)ファイルを開きます。
アプリケーションファイルをマージ
「File→Merge data file..」コマンドでアプリケーションデータファイル(MainProgram.hex)ファイルを開きます。
※バイナリ式(*.bin)データファイルの場合はアドレス指定ダイアログからイメージ配置アドレスを設定します。
初期設定のデータファイルをマージ
続けて、「File→Merge data file..」コマンドでアプリケーションデータファイル(InitData.mot)ファイルを開きます。
※バイナリ式(*.bin)データファイルの場合はアドレス指定ダイアログからイメージ配置アドレスを設定します。
データファイルを保存
「File→Save data file as..」コマンドでマージされましたイメージファイルを別名のMOT・HEX・SREC式ファイル(例:FinalData.mot)として保存します。
新しいデータファイル(例:FinalData.mot)を使用してJ-Flashプロジェクトから1回の「Target→Production Programming」コマンドでブートローダー、アプリケーション及び初期設定データのフラッシュ書込みができます。