更新日:2022-11-25
J-Flashプロジェクト設定ダイアログの「Production」タブの「Target power supply → power source」項目を設定して、ターゲット基板への電源供給は可能です。
「VCC5V」を選択してFlasher本体の19番ピン経由でターゲットボードに「+5V」電源を出力します。ターゲットボードに電源を入れてからJTAG/SWD通信をスタートするまでの待ち時間(単位:ms)を「Delay before start」項目に設定します。
Flasher本体からターゲットボードへの電源供給が不要の場合は、デフォルト設定の「None」を選択してください。
Flasherからターゲットに供給可能な電力:最大 400mA まで
※ 19-Pin Cortex-M Adapterは、ハーフピッチコネクタのPIN-11とPIN-13から「+5V」電源を出力します。
J-Link Target Supply Adapter(オプションアダプタ):
Flasher本体からの電源出力は「+5V」となり、異なる電圧が必要であれば、オプション製品「J-Link Target Supply Adapter」をご検討ください。
本オプションアダプタでは、ターゲットへの供給電圧はデフォルト「3.3V」ですが、アダプタ基板上の抵抗(R4)を変えることで、それ以外の設定(3.6V、2.5V、1.8V、1.0V)で利用可能です。
Programming Voltage Adapter(オプションアダプタ):
本変換アダプタを使用して、外部から2つの供給電圧(4~20V)をターゲットに提供出来ます。Flasherに接続し、5Vを超える電圧要件のプログラミングターゲットのフラッシュ書き込みに対応可能です。
※ SWD/JTAG IsolatorはターゲットとFlasherの電源を切り離してしまいますので、Isolatorを利用して、Flasherからターゲットへの電源供給はできません。