目次

last update: 2025/01

スタートアップガイド
embOS RTOS用BSPパッケージ
評価ボード:AP-RX65N-0A

MCU:RX65N(32-bit RXv2) / 120MHz

評価ボードの詳細はこちら

開発環境/IDE:Renesas CCRX (e2Studio / CS+)

AP-RX65N-0A

BSP パッケージ内容:

RTOSembOS + Profiling
圧縮・解凍emCompress-Embed, emCompress-ToGo
TCP/IPemNet TCP/IPv4, Web Server, CoAP Server / Client, MQTT Client Publisher / Subscriber, DHCP Server, (m)DNS/LLMNR/DNS-SD Server, NetBIOS Name Service, FTP Server / Client, TELNET, TFTP, SMTP Client, SNMP Agent, SNTP Client, WebSocket, emNet driver for RX
セキュリティSSH Secure Shell, SSL / TLS Secure Sockets Layer, emSecure (RSA Sign and Verify)
暗号・サイファーemCrypt PRO (Ciphers, HASH, MAC, Digital Signature, Key Generation, NIST prime curves, random bit generators)
IoT ToolkitHTTP Client, JSON Parser
FileSystememFile FAT32, Encryption, Journaling, Disk Driver (MMC/SD Card, USB Disk)
ModbusModbus Master (ASCII/RTU/TCP), Modbus Slave (ASCII/RTU/TCP)
USB-DeviceemUSB Device, BULK, CDC, HID, MSD, VirtualMSD, DFU, MTP, MIDI, AUDIO, Printer Class, USB Driver for RX
USB-HostemUSB Host, BULK, HID, CDC, FT232, CCID, AUDIO, MSD, MTP, Printer Class, RX Driver
評価版サンプルのご依頼


インストール・フォルダ構成

リリースプログラムの「AP-RX65N-0A」及び「Windows」フォルダを、開発環境インストール済みのユーザーパソコンのローカルドライブにコピーします。Windowsインストーラは不要です。

[Workspace]
 ├ AP-RX65N-0A  .............. サンプルプログラム一式
 └ Windows      .............. テスト用PCツール
    ├ IP   ............... TCP/IPサンプルの動作確認用テストツール
    ├ MB   ............... MODBUSサンプルの動作確認用テストツール
    ├ USB  ............... USB Deive/Hostサンプルの動作確認用テストツール
AP-RX65N-0A
 ├ Application ................... テスト用サンプルアプリケーション
 ├ BSP         ................... ハードウエア依存設定、ドライバ
 ├ Config      ................... コンフィグレーション設定、システム依存設定
 ├ EVAL_Libs   ................... SEGGERソフトウエア評価版ライブラリ
 ├ License.txt ................... 評価版ライブラリの利用条件
 ├ .project    ................... e2Studio環境用プロジェクト
 ├ ap_rx65n_0a_embos.mtpj ........... CS+環境用プロジェクト
 └ ap_rx65n_0a_embos.scfg ........... e2Studio FITコンフィグレータ設定

Applicationフォルダ

Application
 ├ Main.c      ...... メインエントリハンドラ
 └ _Exclude    ...... ※このフォルダはビルド対象外に設定しています
     ├ COMPRESS  .... 圧縮・解凍機能のデモサンプル
     ├ CRYPTO    .... 暗号・サイファー機能のデモサンプル
     ├ FS        .... ファイルシステムのテストサンプル
     ├ IOT       .... HTTPクライアント、JSONパーサー機能のデモサンプル
     ├ IP        .... TCP/IPネットワーク通信機能のデモサンプル
     ├ MB        .... MODBUS MASTER/SLAVE機能のデモサンプル
     ├ OS        .... embOS RTOSデモサンプル
     ├ SECURE    .... 不正改造・不正量産を防ぐセキュリティソリューション
     ├ SSH       .... SSH セキュアログイン機能のデモサンプル
     ├ SSL       .... SSL 通信機能のデモサンプル
     ├ USBD      .... USB Device各種クラス機能のデモサンプル
     └ USBH      .... USB Host各種クラス機能のデモサンプル


開発環境

  • ビルド・デバッグIDE環境: Renesas e2Studio Version 2024-07 (24.7.0) / CS+ for CC V8.11.00
  • コンパイラ: CC-RX V3.06.00
  • デバッグツール: Renesas E1(RX) / SEGGER J-Link(e2Studioのみ)
  • FITコンフィグレーター: Renesas e2studio FIT Version: 9.6.0

BSP設定

AP-RX65N-0A
 └ BSP
    ├ BSP.c    ......... ボード上のLEDインターフェースのドライバ
    ├ BSP_UART.c  ...... ボード上のUARTインターフェース(SCI6)のドライバ
    ├ BSP_MMC_SD.c  .... SDコントローラのハードウエア依存の初期化設定
    ├ BSP_USB.c   ...... USBコントローラのハードウエア依存の初期化設定・割込みハンドラ
    ├ BSP_IP.c    ...... LANドライバのボード依存の初期化設定ファイル
    ├ Setup    ......... 各ソフトウエアライブラリのハードウエア依存のドライバ設定
    └ smc_gen  ......... e2StudioのスマートFITコンフィグレータで作成されたBSP

クロック設定

ボードのクロック・PLL設定はFITコンフィグレータで行います。

メインクロック:24MHz
FlashIFクロック(FCLK):60MHz
システムクロック(ICLK):120MHz
周辺モジュールクロック(PCLKA):120MHz
周辺モジュールクロック(PCLKB):60MHz
周辺モジュールクロック(PCLKC):60MHz
周辺モジュールクロック(PCLKD):60MHz
外部バスクロック(BCLK):60MHz
USBクロック:48MHz
RTCクロック:32.768kHz

スマートFITコンフィグレータで作成するコンポーネント

  • Board Support Packages (r_bsp):バージョン 7.50
  • Byte-based circular buffer library (r_byteq):バージョン 2.10
  • ポート (CONFIG_PORT):バージョン 2.4.1
  • SCI Driver (r_sci_rx):バージョン 5.20
  • リアルタイムクロック (Config_RTC):バージョン 1.8.0

※スマートFITコンフィグレータ設定内容の確認及び変更する場合は、以下の手順をご参照ください。

  1. e2Studio環境で「.project」プロジェクトを開きます。
  2. プロジェクト・エクスプローラーウインドウ下の「ap_rx65n_0a_embos.scfg」ファイルを選択してマウスダブルクリックでスマート・コンフィグレータパネルを開きます。
  3. 概要、ボード、クロックなど各タブ項目の設定内容を確認します。

FITコンフィグレータ設定(変更内容)

  • User stack size = 0x400
  • Interrupt stack size = 0x400
  • ROM Cache Enable
  • PORTC PC0, PC1 = GPIO出力
  • SCI6 ASYNC UARTモード、Transmit End Interrupt = Enable
  • RTC(カレンダーモード、24時間モード、初期化設定値:2025/01/10)

プロジェクトビルド設定:

  • コンパイラ設定のプリプロセッサマクロ定義: DEBUG=1, SEGGER_BUILD_MAXSPEED
  • コンパイラビルドの最適化設定: 最適化レベル2、実行性能重視の最適化(-speed)
  • リンカーセクション設定:
    SU,SI,B_1,R_1,B_2,R_2,B,R/04,C_1,C_2,C,C$*,D*,W*,L,P*/0FFF00000,EXCEPTVECT/0FFFFFF80,RESETVECT/0FFFFFFFC
    0x0000_0004SU,SI,B_1,R_1,B_2,R_2,B,R
    0xFFF0_0000C_1,C_2,C,C$*,D*,W*,L,P*
    0xFFFF_FF80EXCEPTVECT
    0xFFFF_FFFCRESETVECT

プロジェクトビルド方法

評価版パッケージのサンプルプロジェクトはe2Studio環境及びCS+ IDE環境でビルド・デバッグ可能です。

e2Studioプロジェクトのビルド構成:HardwareDebug
CS+環境プロジェクトのビルド構成:HardwareDebug_CS

e2Studio IDE環境でのビルド手順

  AP-RX65N-0A
   ├ HardwareDebug   .......... 出力フォルダ(e2Studio環境プロジェクト)
   ├ .cproject   .............. e2Studio環境用プロジェクト
   ├ .project    .............. e2Studio環境用プロジェクト
  1. プロジェクトをインポートします
    e2Studioツールを起動して、「ファイル → インポート」コマンドでインポートダイアログを開きます。「既存のプロジェクトをワークスペースへ」を選択して「次(N)」をクリックします。インポートダイアログから「AP-RX65N-0A」フォルダを選択して、「ap_rx65n_0a_embos」プロジェクトを選びます。「完了」ボタンを押してプロジェクトを開きます。
    ビルド構成は「HardwareDebug」を設定します。
  2. アプリケーションを選択します
    プロジェクト設定では「\Application\_Exclude\」フォルダ下のすべてのアプリケーションファイルはビルド対象外に設定しています。動作確認を行うテストサンプルファイルをビルド対象設定の「\Application」フォルダ下にコピーします。
    copy application
  3. プロジェクトをビルドします
    「プロジェクト → プロジェクトのビルド」メニューコマンドでプロジェクトを再ビルドします。正常にビルドできましたら「HardwareDebug」フォルダ下にデバッグ用の実行イメージ及びリンカーMAPファイルなどが作成されます。
  4. 動作確認後に「\Application」フォルダ下にコピーしました対象サンプルアプリケーションファイルを削除します。

CS+ IDE環境でのビルド手順

  AP-RX65N-0A
   ├ HardwareDebug_CS   ................ 出力フォルダ(CS+環境プロジェクト)
   ├ ap_rx65n_0a_embos.mtpj ............ CS+環境用プロジェクト
  1. プロジェクトをインポートします
    CS+ for CCツールを起動して、「プロジェクト → プロジェクトを開く」コマンドでAP-RX65N-0Aフォルダ下の「ap_rx65n_0a_embos.mtpj」プロジェクトを開きます。
    ビルド構成は「HardwareDebug_CS」を設定します。
  2. アプリケーションを選択します
    プロジェクト設定では「\Application\_Exclude\」フォルダ下のすべてのアプリケーションファイルはビルド対象外に設定しています。動作確認を行うテストサンプルファイルの「ビルド対象外」設定を解除します。
    enable build
  3. プロジェクトをビルドします
    プロジェクトを保存して、「ビルド → リビルド・プロジェクト」メニューコマンドでプロジェクトを再ビルドします。正常にビルドできましたら「HardwareDebug_CS」フォルダ下にデバッグ用の実行イメージ及びリンカーMAPファイルなどが作成されます。
  4. 動作確認後に「\Application\_Exclude\」フォルダ下の対象サンプルアプリケーションファイルのビルドプロパティ設定を「ビルド対象外」設定に戻します。

ハードウエア設定

「AP-RX65N-0A」評価ボードのハードウエア仕様は以下URLのボードユーザマニュアル資料をご参照ください。
https://www.apnet.co.jp/support/man/hm_ap_rx65n_0a_v4_0.pdf

電源入力

ボードの電源コネクタ「CN11」から電源(+5V DC)を供給します。

エミュレータ設定

ボード上のJSW3(EMLE) DIPスイッチを「H」側に設定して外部エミュレータの接続を有効に設定します。

JSW3(EMLE)SW「H」側に設定(オンチップエミュレータ機能 を使用する)
JSW3(MD)SW「H」側に設定(シングルチップモード)

ボードの「CN3」デバッグポートコネクタにRenesas E1(RX)エミュレータ又はSEGGER J-Linkデバッグプローブを接続します。SEGGER J-Linkの場合は、RX用変換アダプタ「J-Link RX Adapter」が必要です。デバッグポート関連の設定を行えば、E20又は別のエミュレータも使用可能です。

Use with J-Link

USBインターフェース

「AP-RX65N-0A」評価ボードはUSB HOSTコネクタ(CN10)及びUSBファンクションコネクタ(CN7)は実装されていますが、HOSTとデバイスファンクション機能は同時に使用できません。USBドライバプログラムから「PC1」I/Oポート設定でUSB機能 Host / Functionの切り替えを行います。
ボード上のJP5、JSW5スイッチを出荷時設定の状態(JSW5:ON側、JP5:短絡)で使用します。

JSW5 SW「ON」側に設定(USB0ポート機能を PC1で設定する)
JP5短絡(USB機能 Host / Functionの切り替えを PC1で制御)
PC1 設定USB機能
0 (Low)Function・デバイスモードに設定(USBコネクタ:CN7 micro B)
1 (High)Hostモードに設定(USBコネクタ:CN10)

UARTインターフェース

MODBUS SLAVE / MASTER通信機能のデモサンプルではボードの「CN5」コネクタのSCI6 UARTインターフェースを使用します。UARTインターフェースの動作確認には、RS-232 インタフェースコンバータボード(PC-RS-04)が必要です。
ボード上のSW2 DIPスイッチからSCI SEL設定を「SCI6」側に変更します。

SW2 SW「SCI6」側に設定(SCI6ポートを UARTとして使用します)

デバッグ・動作確認方法

e2Studio IDE環境でのデバッグ操作

エミュレータ・デバッグツールはRenesas E1(RX)エミュレータ 又はSEGGER J-Linkデバッグプローブを使用します。デバッグ構成を作成してその他のエミュレータ・デバッグツールも使用可能です。

AP-RX65N-0A
 ├ ap_rx65n_0a_embos HardwareDebug.launch   ............. E1(RX)エミュレータ用デバッグ構成
 ├ ap_rx65n_0a_embos J-Link HardwareDebug.launch ........ J-Linkデバッグプローブ用デバッグ構成

Renesas E1(RX)エミュレータ:

「CN3」エミュレータインターフェースコネクタ(14-Pin)にE1(RX)エミュレータを接続してe2Studio IDE環境から「ap_rx65n_0a_embos HardwareDebug」デバッグコンフィグレーション構成を使用してプログラムのダウンロード及びステップ・実行デバッグ操作が可能です。

「ap_rx65n_0a_embos HardwareDebug」デバッグ構成の新規作成は以下の手順をご参照ください。

  • 「Renesas GDB Hardware Debugging」構成をマウスダブルクリックして新規デバッグ構成を作成します。
  • メイン → プロジェクトに「ap_rx65n_0a_embos」を指定します。
  • Debug hardwareに「E1(RX)」を選択します。Target Deviceに「R5F565N9」を選択します。
  • Debugger → Connection Settings:
    • メインクロックソース:EXTAL
    • EXTAL 周波数(MHz):24.000
    • 動作周波数(MHz):120.000
    • 接続タイプ:JTag
    • エミュレータから電源を供給する:いいえ

SEGGER J-Linkデバッグプローブ:

J-Link RX Support

J-Link RX変換アダプタ経由で「CN3」エミュレータインターフェースコネクタ(14-Pin)にSEGGER J-Linkデバッグプローブを接続してe2Studio IDE環境から「ap_rx65n_0a_embos J-Link HardwareDebug」デバッグコンフィグレーション構成を使用してプログラムのダウンロード及びステップ・実行デバッグ操作が可能です。

「ap_rx65n_0a_embos J-Link HardwareDebug」デバッグ構成の新規作成は以下の手順をご参照ください。

  • 「Renesas GDB Hardware Debugging」構成をマウスダブルクリックして新規デバッグ構成を作成します。
  • メイン → プロジェクトに「ap_rx65n_0a_embos」を指定します。
  • Debug hardwareに「Segger JLink(RX)」を選択します。Target Deviceに「R5F565N9」を選択します。
  • Debugger → Connection Settings:
    • メインクロックソース:EXTAL
    • EXTAL 周波数(MHz):24.000
    • 動作周波数(MHz):120.000
    • 接続タイプ:JTag
  1. デバッグ設定を確認します
    プロジェクト・エクスプローラーウインドウからプロジェクトを選択し、「実行 → デバッグの構成」メニューコマンドでデバッグ構成ダイアログを開きます。評価ボードの「CN3」コネクタ(14-Pin)にエミュレータを接続します。J-Linkを使用する場合は「ap_rx65n_0a_embos J-Link HardwareDebug」デバッグ構成を使用します。E1(RX)を使用する場合は「ap_rx65n_0a_embos HardwareDebug」デバッグ構成を使用します。
  2. デバッグセッションを開始します
    評価ボードの「CN3」コネクタ(14-Pin)にエミュレータを接続します。
    デバッグ構成ダイアログから「デバッグ」ボタンをクリックします。又は、「実行 → デバッグ」メニューコマンドでデバッグセッションを開始します。
  3. プログラムを実行します
    「Renesas Views → デバッグ → Renesas Debug Virtual Console」メニューコマンドでデバッグメッセージを出力するIOコンソールを開きます。プログラムを実行してデバッグコンソールのログ情報から結果を確認します。

CS+ IDE環境でのデバッグ操作

  1. デバッグ設定を確認します
    エミュレータ・デバッグツールはRenesas E1(RX)エミュレータを使用します。デバッグ構成を作成してその他のエミュレータ・デバッグツールも使用可能です。※CS+ IDE環境はSEGGER J-Linkデバッグプローブに対応しておりません。
    デバッグ・ツールの設定内容は以下の通りです。
    • メイン・クロック・ソース:EXTAL
    • メイン・クロック周波数[MHz]:24.000
    • 動作周波数(MHz):120.000
    • エミュレータから電源供給をする:いいえ
    • 通信方式:JTAG
  2. デバッグセッションを開始します
    評価ボードの「CN3」コネクタ(14-Pin)にエミュレータを接続します。
    「デバッグ → ビルド&デバッグ・ツールへダウンロード」メニューコマンドでデバッグセッションを開始します。
  3. プログラムを実行します
    「表示 → デバッグ・コンソール」メニューコマンドでデバッグメッセージを出力するIOコンソールを開きます。プログラムを実行してデバッグコンソールのログ情報から結果を確認します。

制限事項


  • 評価版パッケージの各ソフトウエアコンポーネントライブラリは「リトル・エンディアン」モードで作成されています。「ビッグ・エンディアン」モード環境での評価を希望されているお客様はご相談ください。
  • 倍精度浮動小数点処理命令を有効にする「-dpfpu」オプションは使用できません。
  • 使用時間制限:ハードウエアリセット後約4時間

License(利用条件)

SEGGER's Friendly License (SFL), January 16th 2020

For non-commercial use or for evaluation purposes, you - regardless whether you
are an individual person or a legal entity - are welcome to use the software
free of charge under this license.
Any other use of the software is considered commercial use, for which a 
commercial-use license must be obtained from SEGGER.


DEFINITIONS

"Non-commercial use" means using the software for teaching, learning, studying, 
or projects that do not have a commercial background. If the software is used 
for products or services intended to be sold, the use is considered to be 
commercial.
"Evaluation" means you are trying out the software for possible future use. 
While the length of this time period is up to you, once it becomes a standard 
part of your workflow we no longer consider it evaluation. 


DISCLAIMER OF WARRANTY

When using the software under this license, you accept that it is provided on 
an "as is" basis, without warranty of any kind. 


LIMITATION OF LIABILITY

When using the software under this license, you accept that SEGGER is not liable 
for any damages arising out of the use of or inability to use the software.


3RD-PARTY SOFTWARE AND LICENSES

More information about 3rd-party components, if any, included in the software 
and the licenses that these components are under can be found in the file 
doc/license/3rd-party.txt after installation of the software.


RESTRICTIONS

You may not:
(a) decompile, disassemble, reverse engineer, or otherwise attempt to derive the 
    source code of the software,
(b) redistribute, encumber, sell, rent, lease, sublicense, or otherwise transfer 
    rights in the software,
(c) remove or alter any trademark, logo, copyright or other proprietary notices, 
    legends, symbols or labels of the software.

    
REVOCATION

SEGGER reserves the right to revoke the right to use the software granted by 
this license on a case-by-case basis. In this unlikely event, SEGGER will 
provide the revocation notice in writing, allowing an adequate notice period.


APPLICABLE LAW, VENUE

German Law (with the exception of its rules for Conflicts of Law) applies. 
Sole venue is Monheim/Rhein.

(c) 2020 - 2021 SEGGER Microcontroller GmbH www.segger.com info@segger.com
次の章

embOS RTOS機能