μITRONと同じプリエンプティブ(READYキューの最優先度のタスクを実行)及びラウンドロビン方式のスケジューリングやプライオリティでコントロールするアルゴリズムと小型のRTOSながら、高性能なRTOS機構を持ちます。
極めて小さなリソースで、効率的なアプリケーション実装が可能です。カーネル実装ROMサイズ:1.7KByte
代表的なコア:ARM(Cortex-A/R/M, ARM7/9/11)、RISC-V、RX、RH850、RL78、FR16/30、STM8、MSP430、78K0、H8/H8S/H8SX、M16C/R8C、M32C、SH2/SH2A など
デバイス対応一覧を見る主なIDE/ コンパイラ:SEGGER Embedded Studio、IAR EWxxx、ARM ADS 1.2、 RVDS、 DS5、 KEIL MDK、 HEW、 Atollic TrueStudio、 GCC / emIDE、 KPIT、 Rowley、 TI Code Composer、 Cypress PSoC5、 Atmel Studio、 CodeWarrior、 CodeSourcery、 Tasking、 Green Hills、 Microchip XC18 / XC16 / XC32、 NEC、 MPLAB、 XC32、 Renesas NC30、 NC308、 CCRX、 CCRL(CubeSuite+)、 Softune、STMicroelectronics、Cosmic、 Toshiba compiler、 Microsoft VisualStudio、 MinGW / GCC、 SiFive FreedonStudio
柔軟なライセンス体系をニーズに合わせて選択可能
長期間の実績と信頼性が実現するオブジェクト版ローコストライセンスも用意
Cortex-Mマイコンで搭載されている「Arm v8-M TrustZone」を利用する事により、セキュアなアプリケーション設計をサポートします。セキュアブート、ファームウェアアップデート、キーなどをアプリケーションの他の部分から分離することで、外部の攻撃から守る安全なアプリケーションを開発することができます。
非セキュアエリアから実行するembOSアプリケーションでタスクはセキュア状態から関数を呼び出すことができます。
優先度・緊急性の高い割込が発生した際に、RTOS のオーバヘッドを受けることなく、可能な限り早くコードを実行する事が、組込機器には求められます。 embOS では、ゼロレイテンシ割込をサポート、RTOS による遅延が発生することなく、RTOS 非搭載時と同じくらい高速に処理する事のできる仕組みを持っています。
embOSでは、各システムティック毎のタイマー割込を使う代わりに、省電力モードに設定するタイミングに合わせてタイマー時間を調整して、対応します。
コアの同期、データ交換を制御するために利用可能なSpinlock APIが含まれます。これにより、共有メモリ・周辺機器などへのアクセスを実現します。汎用的なロックメカニズムにより、プロセスの同期を行う事ができます。
embOS は「開発のしやすさ」において、多くの利点を持っています。ライセンスユーザには、すべてのソースコードを提供し、ブラックボックスが存在しません。開発支援ツールも充実し、アプリケーションの開発を効率的に進めていくことが可能です。
実行中にカーネル、タスクデバッグ情報の参照が可能です。ターゲットとの接続・通信はEthernet、シリアルCOM ポート又はJ-Link デバッグプローブで行います。
組込みシステム上で動作しているアプリケーションのタスク・割込などを可視化して表示します。
各種IDE用に「RTOS認識プラグイン」を用意、IDE上でembOSの状況を表示することができます。タスクリストで、各タスクレベルの状態を表示します。
開発エンジニアから直接技術サポート対応可能。技術サポート専用のフォーラムサイトも用意しています。
当社より日本語サポートを提供(オプション)